クリニックブログ

2016.11.15更新

従来の口腔清掃の目的は、虫歯や歯周病の予防を目指したものでありましたが、現在では口腔内を衛生的に保つことで多くの生活習慣病や全身の健康管理にも役立つことが、明らかとなってきました。
 糖尿病は国民病の一つです。糖尿病によって引き起こされるのが、腎臓病(糖尿病性腎症)なのです。2型糖尿病は、慢性腎症の始まりを意味しています。
2型糖尿病患者の多くはエンドトキシン血症です。外膜にエンドトキシン(内毒素LPS)をもつ歯周病菌が日常的な咀嚼のたびに血中に流れ込み、血中のぶどう糖を栄養源にして増殖しているためと考えられています。
歯周病は慢性腎臓病とも関係しています。慢性腎臓病の患者さんの場合は、大量に血中に流れ込んだグラム陰性菌のエンドトキシン(内毒素LPS)が腎臓からは排出されず、血液を循環するからだといわれています。歯磨きを3週間怠ると腎臓病で透析中の患者さんが死亡するほど大量のエンドトキシン(内毒素LPS)が口腔内から血中に入り込み、血液に蓄積されることが実験で証明されているそうです。
 現在では、口腔内を清潔・健康に保つことは、糖尿病や腎臓病などのさまざまな病気の予防にも役立つことが明らかになってきました。全身の健康維持の為にもご自宅でのセルフケアと歯科医院でのプロケアを徹底しましょう。

2016.11.05更新

先日11月3日(文化の日)に以前、受講した半年間の講習会であるオーラルリハビリテーション(1口腔1単位のフルマウスリコンストラクションを目指して)と臨床審美歯科(ホワイトニングからオールセラミックスクラウンまで 実習コース)のフォローアップセミナー(毎年秋に開催される受講生の知識をアップデートする会)に参加してきました。

このコースは今まで多数受講した講習会のなかでも現在の自分の治療スタイルに最も影響を与えた講習会で毎年この時期に行われるフォローアップセミナーを楽しみにしています。

講師である先生方が人間的にも技術的にもとても素晴らしく南清和先生(日本顎咬合学会前理事長、日本臨床歯周病学会指導医、明海大学歯学部臨床教授、日本口腔インプラント学会専門医他、数々の役員を歴任)、松本勝利先生(GLOBAL DENTAL SYSTEM主催、dTiワールドメンバー、日本顎咬合学会認定医、明海大学歯学部生涯研修担当講師、日本顎咬合学会理事、神奈川歯科大学咬合機能回復補綴医学講座有床義歯補綴学分野非常勤講師)、鈴木玲爾先生(明海大学病院PDI診療センター医局長、 明海大学歯学部生涯研修部 講師 : オーラル・リハビリテーション, 臨床審美、UCLA Dental School Visiting Scholar, Section of Periodontology、 明海大学歯学部 機能保存回復学講座 オーラル・リハビリテーション学分野 講師、明海大学病院 PDI診療センター診療科長)といったそうそうたる顔ぶれの先生達から最新の知識、技術、術式を手取り足取りで教えていただけるとても有意義な会でかつて受講したOBの症例発表などもあり刺激を受けることもできます。第一回に引き続き来年は自分が受講生の症例発表をすることになり早速準備にとりかかっております。今月は講習会、勉強会に参加する機会が多いのでスキルアップに励み少しでも皆様のお役に立てたらと思います。

写真は受講風景です。オーラルリハビリテーション・臨床審美フォローアップセミナーセファロ分析ガミースマイルの改善

2016.10.17更新

口腔内のケアをすることが、全身の健康を保つために重要なことは多く知られてきています。
日々のご自身での口腔内清掃を徹底することはもちろんのことであり、定期的に歯科医院で行う専門的なケアも、とても重要となります。
 専門的な器具を用いて行うケアは、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning) と呼ばれています。
毎日の歯磨きだけではどうしても汚れが残りやすくなります。歯と歯の間や奥歯など磨き残してしまいやすい場所もあります。特に、歯並びの悪い人、親知らずのある人、ブリッジや部分入れ歯、矯正装置のついている人などは、プラークが溜まりやすくなります。つい忙しくて、磨いているつもりでも歯肉炎が起きたり、虫歯ができてしまったりする人もいます。
 PMTCでは、歯科医師や歯科衛生士が専用の機械を使用し、虫歯や歯周病になりやすいキーリスク部位のリスクを取り除き、セルフケアではコントロールしにくい部位を中心に、隅々まで清掃します。PMTCを行う間隔は個々の患者さんにより必要度を判断し行います。
 是非、検診を受け、ご自分の口腔内状況を把握し、リスクに対しての予防を行いましょう。

 

2016.10.11更新

10/12(水曜日)は勉強会出席のため17:30までの診療となります。ご不便をおかけしますがご了承くださいますようお願い申し上げます。

2016.09.06更新

口の中にはたくさんの細菌や真菌がすみついています。これらが集団を作ってぬるぬるした層となったものがバイオフィルム(細菌叢)です。バイオフィルムとは口の中だけでなく、いろいろなところに見られます。例えば、お風呂場の浴槽や台所のシンクにつくぬるぬるとした物体は、口の中とは別の細菌が集まったバイオフィルムなのです。
 バイオフィルムは歯垢(プラーク)として歯の表面などに固着しているため、簡単には除去できません。さらに、体の免疫系に対しても強力なバリアがあり、なかなか排除できません。また、抗菌剤なども侵入できないのです。バイオフィルム内では病原性を高め、体に影響のある毒素を出して炎症を起こします。
 歯垢(プラーク)の中には500種類以上の細菌が存在し、バイオフィルム状になって歯周ポケットなどにしっかりと張り付いています。歯周病を治療するためには、歯科医院での専門的なケアでバイオフィルムごと破壊して除去する必要があります。

2016.08.17更新

9/14(水曜日)は勉強会出席のため17:30までの診療となります。ご不便をおかけしますがご了承くださいますようお願い申し上げます。

2016.08.06更新

8/11(木)から8/16(火)まで夏期休診とさせていただきます。

2016.07.20更新

肺炎は日本人死亡原因の第3位であり、その約97%が65歳以上の高齢者です。高齢者の肺炎は、食べ物や飲み物や唾液などを誤って器官から肺に吸い込んでしまう誤嚥性肺炎が多いと言われています。夜間睡眠中の唾液の誤嚥により発症することが多く、唾液に混ざっている口腔内細菌(歯周病原菌など)が肺に入り炎症を起こすのです。
口腔内の状態が悪化することで誤嚥性肺炎が増加したケースとして、1995年に起きた阪神・淡路大震災が挙げられます。震災後、避難所生活の中で多くの高齢者が肺炎で亡くなりました。そのうち多くの人が誤嚥性肺炎だったと言われています。断水や水不足により歯磨きどころかうがいも十分にできず、口腔内を清潔に保つことができなかったのです。汚れた義歯を洗うことも出来ず、口の中に入れたまま何日も過ごすこともあったようです。それが口腔内細菌を増殖させ、唾液に交じり誤嚥してしまったと考えられます。
また、震災で義歯をなくしてしまい噛むことができなくなってしまった人もいたようで、食事がうまくできなくなり、栄養障害になり免疫力低下などが重なりさらに誤嚥性肺炎が起こりやすくなったのです。
この教訓から、2011年の東日本大震災や今年の熊本地震では、早くからうがいや歯磨き、義歯の洗浄などの口腔清掃を徹底させ、誤嚥性肺炎の発生を予防したそうです。現在も熊本では、歯科医師、歯科衛生士が口腔ケアに奮闘していると聞いています。
被災地から、口腔内を清潔に保つ重要性を改めて実感させられました。日頃から口腔内に関心を持ち、検診を受け、ご自身の口腔内の状況を把握しておくことも重要だと感じました。

2016.07.12更新

7/13(水曜日)は勉強会出席のため17:30までの診療となります。ご不便をおかけしますがご了承くださいますようお願い申し上げます。

2016.06.28更新

歯周病は、口の中に起こるトラブルだけではありません。その原因菌は、全身にさまざまな悪影響を及ぼします。歯周病で歯肉に炎症があると、歯を磨いたときなどに血管が破れ出血します。歯周病が進んでいる人の口には、歯周病の原因菌がたくさんいますが、血管が破れて穴ができると、それらの細菌がそこを通り抜けて血管の中に入り込み、血液の流れに乗って全身にばらまかれます。そうして、いろいろな病気を引き起こすのです。
では、歯周病はどんな全身疾患を引き起こすのでしょうか。
歯周病との関わりが分かっている病気は多数あります。主に、糖尿病、誤嚥性肺炎、心筋梗塞、脳梗塞、早期低体重出産などがあげられます。
例えば糖尿病に罹患している人は、歯周病による炎症によって、インスリンの働きを悪くさせる物質が作り出され、高血糖を招くといわれています。歯周病を治すことで糖尿病も改善されることから、歯周病が糖尿病を悪化させる因果関係がわかってきたのです。
日頃から、歯科医院での検診を受け、お口の中を清潔にして、全身の健康も保ちましょう。

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