クリニックブログ

2016.07.20更新

肺炎は日本人死亡原因の第3位であり、その約97%が65歳以上の高齢者です。高齢者の肺炎は、食べ物や飲み物や唾液などを誤って器官から肺に吸い込んでしまう誤嚥性肺炎が多いと言われています。夜間睡眠中の唾液の誤嚥により発症することが多く、唾液に混ざっている口腔内細菌(歯周病原菌など)が肺に入り炎症を起こすのです。
口腔内の状態が悪化することで誤嚥性肺炎が増加したケースとして、1995年に起きた阪神・淡路大震災が挙げられます。震災後、避難所生活の中で多くの高齢者が肺炎で亡くなりました。そのうち多くの人が誤嚥性肺炎だったと言われています。断水や水不足により歯磨きどころかうがいも十分にできず、口腔内を清潔に保つことができなかったのです。汚れた義歯を洗うことも出来ず、口の中に入れたまま何日も過ごすこともあったようです。それが口腔内細菌を増殖させ、唾液に交じり誤嚥してしまったと考えられます。
また、震災で義歯をなくしてしまい噛むことができなくなってしまった人もいたようで、食事がうまくできなくなり、栄養障害になり免疫力低下などが重なりさらに誤嚥性肺炎が起こりやすくなったのです。
この教訓から、2011年の東日本大震災や今年の熊本地震では、早くからうがいや歯磨き、義歯の洗浄などの口腔清掃を徹底させ、誤嚥性肺炎の発生を予防したそうです。現在も熊本では、歯科医師、歯科衛生士が口腔ケアに奮闘していると聞いています。
被災地から、口腔内を清潔に保つ重要性を改めて実感させられました。日頃から口腔内に関心を持ち、検診を受け、ご自身の口腔内の状況を把握しておくことも重要だと感じました。

投稿者: 玉木歯科医院

2016.07.12更新

7/13(水曜日)は勉強会出席のため17:30までの診療となります。ご不便をおかけしますがご了承くださいますようお願い申し上げます。

投稿者: 玉木歯科医院

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